Wraithは、Terranの宇宙空間での戦闘用に開発された精鋭戦闘攻撃機です。
25mm Burst Laserによる対地攻撃はオマケと考えたほうが良いでしょう。メインは対空攻撃で、Gemini Air-to-Air Missilesによる攻撃は、最大アップグレードすると26の攻撃力があります。敵の航空ユニットに対しては、クローキングして攻撃するのが基本ですが、ディテクターやエンスネアなどですぐ見つけられてしまいます。敵がディテクターを準備していない時以外はメインで働けるユニットではありません。しかし、地上ユニットと連携して、敵のディテクターを潰しながら攻撃すると、敵にとってはかなりのストレスになります。偵察や奇襲などの用途には便利なユニットです。装甲が薄いので、攻撃を受けるとすぐ撃墜されてしいます。Wraith主体で運用するなら、装甲のアップは必須です。

Cloakingすると、ディテクター以外ではWraithの姿を見ることができなくなります。CloakしたWraithは、敵にディテクターがいないときは一方的に攻撃可能で、かなり有効です。しかし、ディテクターなしでも、DevourerのCorrosive Acid、QueenのEnsnare、DefilerのPlagueなどを食らうとすぐに居場所がばれてしまうので万能ではありません。また、Protoss相手では、Observerを早めに潰す必要があります。
戦闘時は、早めに敵のDetectorを狩ることによって、かなり優位に立てます。敵と遭遇したときは、すぐに敵Detectorを破壊するようにしましょう。

Terran
Terranはディテクターが弱いため、Wraithには少々手を焼きます。特に移動式ディテクターのScience Vesselは、集中砲火を受けるとすぐ撃墜されてしまうので危険です。敵がWraith主体で来るようなら、Science Vesselと、Valkyrieで迎撃しましょう。ValkyrieはWraithに対して非常に強いです。また、アップグレードしたGoliathも強力です。Battlecruiserも、二倍のWraithがいても、見えている限りではまったく寄せ付けません。ただ、ディテクターを破壊されたり、Comsatのエネルギーが切れたりすると大変です。どちらにせよ、Wraithは見えていればなんてことはないユニットでしょう。ディテクターを破壊されないように気をつけましょう。

Zerg
Mutaliskの方がコストパフォーマンスが良いですが、Overloadを先に落とされて、その後クロークした状態のWraithにいいように攻撃されることが多いのが難点です。QueenのEnsnareが有効です。また、DefilerのPlagueと、DevourerのCorrosive Acidでもクロークが剥がれて、見えるようになります。Devourerで一撃し、そのあとでMutaliskで攻撃するのが理想的でしょう。自陣に来るときは、DarkSwarm & Hydraliskで良いでしょう。ついでに攻撃前にPlagueをかけておくと非常に効果的です。

Protoss
ObserverつきのCorsairやScout。Dragoon、PsionicStorm。DarkArchonでFeedbackなど、対抗手段はいくらでもあります。Observerを壊されなければ、大して問題はないでしょう。Feedbackが一番手ごろかもしれません。ただ、エネルギーが少ないと死なないので注意。