2012年10月に手に入れた"Japanino"がどうやってもPCが認識しなくなり、スケッチ(プログラム)の書込みができなくなってしまった。これを機会に"互換機"ではない"本機-Arduino UNO"を2013年12月に購入した。
一時書込みが出来なくなった時があり、"Arduino"お前もか!という感じになったが、ごくごく初歩的、物理的なことが原因だと判明し、現在は快調に動作している。
月刊誌「トランジスタ技術」2012年10月号で付録となった " ARMマイコンお試しセット " でARMマイコンの存在を知り、セットの電子部品を買ってブレッドボードで回路を作った。同年11月号で専用基板を手に入れてハンダ付けしてお試しボードを完成させたが動作確認の段階で行き詰った。
ARMマイコンについては「トランジスタ技術」2014年2、3月号でも付録のマイコンチップや専用基板で制作したが同様に動作確認の段階で行き詰った。自分と「ARMマイコン」は相性が悪いみたいだ。
Mbedはプログラム開発の統合環境(コンパイルやファイル管理)などはクラウド(Web)で行い、書込みツールなどの機器を必要としない。そしてマイコンチップへのプ ログラム書き込みは USB Flash メモリの感覚で扱えるのでJapaninoやPICよりも手軽に使えそうだ。
WEB が使える環境と USB フラッ シュメモリが扱える環境があれば、OS や場所を問わずして使用できるので楽な感じがする。
PICはメモリも入出力回路もみんな1個のICに入っている便利なワンチップマイクロコンピュータで電源とクリスタル発振子が接続されれば動作する小型のマイコンだ。
Japaninoはマイコン(ATMEGA168-20P)が固定されているのでプログラムを書き込んだ後も動作をさせるにはJapanino本体を必要とするため、別のプログラムを書き込むことはできない。
PICはプログラムの書込みが完了すれば、その小さなマイコンを自由に取り出して回路の基板に接続することができる身軽さがある。
ただ、PIC本体、書込みツール、アダプターと3種類の機器を取り扱うので、設定や接続に手間がかかり、各段階で失敗が起こりやすい感じがする。
2012年10月、自分が電子工作に足を踏み入れるきっかけとなったのが、学研の「大人の科学マガジン」の紹介記事で8ビットマイコン「Japanino」が雑誌の付録になっていることを知ったからです。
早速衝動買いでこの号を手に入れ、記事を読みながら「Japanino」の使い方を勉強し、実証のための電子工作を始めたのです。
JapaninoはArduinoの互換機です。