祭神:菅原道真 大日霊貴命 誉田別命 伊奘那岐命 妙義山神 天神七代地神五代の神
境内社:稲荷神社
祭事暦:1月1日歳旦歳 7月7日野上記念祭 10月10日例大祭 11月15日七五三祭
駒林神社は菅原道真公を主神とし、天台宗別当金蔵寺の兼務でした。神社の覚書などは度々の火災などにより消失したと伝えられていますので、創祀年代は不詳ですが、免れた明応3年(1495)の覚書の中に、中村天神社の記録がある所からそれ以前に作られたことが推定されます。
明治15年に天照大神と天満大神を合併しました。大正2年10月と記名の社頭石碑に「村社駒林鎮守」とある所から、この頃旧村名に因んで駒林神社と改められたと思われます。
大正3年八幡神社、十二天神社、熊野神社、妙義山神の4社を合併、昭和36年に慶応義塾より隣地を買いうけ、翌年新築社殿に加え社務所及び境内を整備しました。
 昭和39年江戸城外堀の廃石を氏子の協力で申し受け、境内石垣の大工事を行いました。この石垣の石は、江戸城の石垣が崩れ落ちて外堀に埋まっていたものを、桜田会館建設の祭に掘り起こされ、駒林神社に奉納されたものです。不明瞭ながら、石の面に大名の紋所が刻まれています。江戸城築城の際に各藩より献納された伊豆石であると、説明板に刻まれています。
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